花祭壇は、いまどきの葬儀で主力となっています。有名人の葬儀においては昔から、故人を象徴している惹きつけられる花祭壇が活用されています。一般人でも白木祭壇で行われる時代から、菊メインの祭壇プラス、供花によって綺羅びやかさを演出したものであるとか、洋花を沢山利用したオリジナル花祭壇へと移り変わってきています。
昔よく扱われていた白木祭壇では、金額によってデザイン性に差はあるとは言え、イメージはほぼ似たり寄ったりといえます。これにひきかえ花祭壇は、故人が好きな花を使用したり、故人を思い描いたデザイン性にすることができます。
したがって、遺族のリクエストを反映し易く、融通をきかせることが不可能ではありません。しかしながら、花祭壇は、白木祭壇と見比べてみて価格が上がる確率が高いです。安価なものもありますが、菊など費用のかからない花メインの祭壇か、サイズの小さい祭壇となるでしょう。
さらに、花は季節と状況により流通量が変わることから、割高な時では5倍にもなることがあります。仮に花のタイプにこだわる場合は、タイミングによっては高い価格になる恐れがあります。望んでいる花を利用することができるかどうかはシーズンや予算を加味しなければなりません。